2014年11月21日

Hydrometra gracilenta

国内では青森県でのみ確認されているイトアメンボの仲間です。和名はまだありません。
体長は約6〜8oで、ヒメイトアメンボよりも小さく体型も寸づまりな印象を受けます。

これはオスです。
イトアメンボ属の一種♂.jpg

そしてこれはメスです。
イトアメンボ属の一種♀1.jpg

本種の採集に際して、貴重な情報を下さったUさんとMさんに御礼申し上げます。
posted by 源五郎 at 00:04| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

アンガスナガケシゲンゴロウ

国内では北海道のみに分布するナガケシゲンゴロウ属の1種です。
体長は約2.5oと他のナガケシゲンゴロウ属と比較して小さく、また個体数も少ないことから採集は容易ではないようです。
アンガスナガケシゲンゴロウ.jpg

改訂版の図説日本のゲンゴロウでは、本種の標本写真はやや灰色がかかって見えましたので、生体を見たときに、褐色みが強いことに驚きました。

私自身は本種を採集したことがありません。この個体を送っていただきましたMさん、Hさんありがとうございました(実名を載せて良いものかどうかわかりませんでしたのでイニシャルとさせていただきました)。

北海道では、採集してみたい水生昆虫がまだおりますのでいつかまた行ってみたいです。
posted by 源五郎 at 09:55| Comment(1) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

浜松へ

もう1週間前のことになりますが、ある視察を依頼されて、静岡のT比良さんと浜松に行ってきました。
少し早めに着いたので、近場で少し採集することにしました。車を走らせていると、道端に埋め立て中の水たまりが・・・。早速網を入れてみます。

水たまり.jpg
まあ、一見して良さそうな場所ではありませんでしたが、実際、水生甲虫はあまり見られませんでした。
採れたのは、チビ、チャイロチビ、ホソセスジのゲンゴロウ3種と、マルヒラタ、ルイスヒラタのガムシ2種のみ。でも、まあ、マルヒラタは他所ではあまり多い種ではありませんからちょっと嬉しいですね(浜松沿岸域ではわりと普通ですけど)。それから、チャイロチビはものすごくたくさんいましたけど、大きさが中途半端なのか、模様が変わっているからなのか、いつ見てもレアっぽい雰囲気があり、一瞬ですが「え、これ何?」とテンションが上がってしまいます。

さて、もう少し時間が余ったので、今年の5月にコミズムシやオモナガコミズムシ、ホッケミズムシが採れた池に行くことにしました。
ところが・・・

池11月10日の様子.jpg
なんと、水面をびっしりアカウキクサ?が覆っていました。かつてはこんなことなかったのにと、かなり残念に思いました。

5月20日の様子.jpg
ちなみに、5月はこんな感じだったのです。

何もせず帰ろうと思いましたが、T比良さんが一網目でなんとキタノツブゲンゴロウ(!)を採集しました。
一気にテンションが上がりましたが、結局キタノツブはその1個体のみでした。
何とかムツボシツヤコツブゲンゴロウとルイスヒラタを数頭得ただけで他はほんとに採れませんでした。
ミズムシ類はあの環境では住めないでしょうし、他の水生昆虫もかなり厳しい状況になっていると思います。

そんなこんなで、視察の時間になり採集は終了。目立った成果はありませんでしたし、アカウキクサは残念でしたが、でも現場に出るといろいろな発見がありますし、やっぱり楽しいですね。



posted by 源五郎 at 00:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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