2011年02月23日

ミズスマシ

かつて、止水性ミズスマシの中ではよくみられた種ですが、近年は激減しています。
相当良い環境が残された場所でしか見られなくなりました。
こういう普通の生物がいなくなるというのは、もともと希少な生物が絶滅の危機に瀕すること以上に、怖さを感じます。
かつてはどこにでもいたということは、極めて良好な自然が残っている地方に出かけて感じる「すごく良い感じの場所」が、かつては都市部周辺でもあちこちに残っていたのでしょうね。
ブログミズスマシ.jpg
これはミズスマシの卵です。水草に一列に産みつけられていました。
ブログミズスマシ卵.jpg
そしてこれがミズスマシの1齢幼虫です。
ブログミズスマシ1齢幼虫.jpg
ゲンゴロウ類の幼虫と異なり、水中の酸素を用いて呼吸するため、水面に体を出す必要がありません。逆に、誤って水面に出てしまうと、表面張力で浮いてしまいます。

2013年11月10日追記
雄の交尾器の写真を追加しました。
中央片は側片よりも短く、先端は細くならないのが特徴です。
ブログミズスマシ交尾器.jpg
posted by 源五郎 at 00:27| Comment(0) | ミズスマシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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