2011年02月25日

コミズスマシ

止水性のミズスマシの一種です。
ミズスマシよりも小さいことが和名の由来ですが、体長には個体差があり、大きさで区別することは誤同定を招くおそれがあります。
両者を比較しますと、ミズスマシよりも光沢があり、平べったいように見えますが、あくまでも傾向がある程度で、よほど慣れた人でないと、外形からの区別は難しいでしょう(私は外形からでは区別できません)。やはり交尾器を見る必要があります。
ミズスマシの仲間はいずれも激減していると思いますが、このコミズスマシも相当危険な状態にあると思います。
しかし、同定が困難なために種ごとの生息状況の把握が遅れ、結果的に具体的な減少度合いをつかめられないという現状があります。
ブログコミズスマシ.JPG

2013年11月8日追記
写真を追加しました。
ブログコミズスマシ.jpg

そしてこれはコミズスマシの交尾器です。
中央片は側片よりも短く、先端は細いです。
ブログコミズスマシ交尾器.jpg

2015年6月3日追記
コミズスマシの終齢幼虫です。
コミズスマシ幼虫2.jpg

蛹になるために上陸すると、蛹室(泥繭)を造るために口で泥を運んで集めます。
コミズスマシ上陸前に泥を集める.jpg

蛹室の中の様子です。ゲンゴロウ類の蛹室と比べると、あまり空間がなく、きっちり収まっているような印象を受けます。また、ゲンゴロウ類の幼虫は体をよく動かしますが、本種の幼虫は観察していた限りは体を動かすことはありませんでした。
コミズスマシ蛹.jpg



posted by 源五郎 at 09:28| Comment(2) | ミズスマシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミズスマシ類の交尾器をこうやって見れるのは勉強になります!ありがとうございます(^_^)
Posted by 海獣 at 2013年11月11日 07:19
ありがとうございます!
とりあえず3種を撮影してみました。あとは、ミヤマやリュウキュウヒメの写真も撮りたいなとは思っていますけど、結構たいへんなんですよね。あ、来週楽しみにしています。
Posted by 源五郎 at 2013年11月11日 08:20
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