2012年01月10日

ハイイロゲンゴロウ

北海道から与那国島まで、国内ではほぼ全域に分布するゲンゴロウです。中型種で、体長は10〜16oです。
多くのゲンゴロウ類が都市部の人工的な水環境には住めないのに対し、本種はコンクリート製の池やゴムシート張りの貯水池でも見られることがあります。と言いますか、むしろそのような環境でよく目にする反面、多くのゲンゴロウ類が好むような池ではあまり採集した経験がありません。また、塩分の耐性も強いようで、港内や海水を入れたタンクから得たこともあります。
私の職場にあるコンクリート製の池には夏になると極めて大量のハイイロゲンゴロウがみられますが、秋になるとパッタリといなくなります。夏前までどこにいるのか、そして秋以降どこに行くのか分かりませんが、明らかに放浪癖があり、本種の生態は他のゲンゴロウ類とはかなり異なるように思います。

本種はそこそこの大きさであることと、都市部でも見られることから、ゲンゴロウ類に興味をもち始めた方から「ゲンゴロウを採った」と連絡があった場合、たいていがこのハイイロゲンゴロウです。
 
本種は常に泳ぎ回っているので、撮影はかなり難しいです。
ブログハイイロゲンゴロウ.JPG

これはハイイロゲンゴロウの終齢幼虫です。
ブログハイイロゲンゴロウ終齢幼虫.JPG

2014年6月28日追記
ハイイロゲンゴロウの蛹の写真を追加しました(以前、間違えてヒメゲンゴロウの写真として紹介していたものです)。
ハイイロゲンゴロウの蛹.jpg
posted by 源五郎 at 19:51| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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