2013年06月12日

ミヤケミズムシ

体長8〜9mmほどのミズムシの仲間で、国内では本州から四国、九州に分布しています。
開放的な池沼に生息していますが、分布はかなり局所的です。とはいえ、生息地では高密度で生息していることが多いです。
ミヤケミズムシ雌.jpg

「植物の細かい枯死体が多い泥底で、背の高い抽水植物に囲まれた水深50cmほどの開放水面」というのが、私の数少ない採集経験での共通項ですが、分布にかなり偏りがあり、本種が選好する環境要因はよく分からないというのが正直なところです。

なお、ミズムシの仲間は同定が難しいですが、多くのミズムシ類が体長5mm以下か、もしくは10mmを超える大きさですので、本種は中途半端?な大きさですぐに見分けることができます。

後脚は遊泳脚として大きくて長いですが、体を掃除するときにも使われます。写真の個体は後脚を使って体を器用にこすっているところです。
ミヤケミズムシ雌顔掃除.jpg

2016年5月22日追記
ミヤケミズムシの終齢幼虫です。
ミヤケムズムシ終齢幼虫8326.jpg
posted by 源五郎 at 08:07| Comment(2) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミヤケはこちらでは一箇所だけで確認してますが、しばらく見てないので、久しぶりに見に行って見たくなりました(^-^)
Posted by 海獣 at 2013年06月13日 15:47
いるところにはたくさんいるのに、産地は極めて限られますよね。
産地数から見れば結構珍しい種だと思います。
Posted by 源五郎 at 2013年06月20日 08:02
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