2013年06月23日

ヒメセスジアメンボ

国内では奄美諸島(奄美大島・徳之島)、沖縄諸島(沖縄島・久米島)、大東諸島(北大東島・南大東島)に分布するアメンボの仲間です。国外では、東南アジアやオーストラリアなどに広く分布するのに、なぜ先島諸島で確認されないのかが不思議ですね。
体長は4〜7mmほどと小さいです。抽水植物が多く、ややうす暗い場所に生息しているようです。


これは本種の雄です(2015年2月21日、写真を差し替えました)。
ヒメセスジアメンボ♂.jpg

そしてこれは本種の雌です(2015年2月21日、写真を差し替えました)。
ヒメセスジアメンボ♀.jpg

本種はヒメ「セスジアメンボ」と名がついていますが、現在はセスジアメンボの仲間が属するLimnogonus属ではなく、オガサワラアメンボと同じNeogerris属に含まれています。
セスジアメンボの仲間は、前胸背の前葉(眼のすぐ後ろの辺り)に1対の黄紋がありますが、このヒメセスジアメンボ(およびオガサワラアメンボ)は中央に1個の黄紋があります。

参考までに、これはセスジアメンボの頭部の写真です。赤い矢印のところに1対の黄紋があります。
セスジアメンボ頭部2.jpg

そして、これはヒメセスジアメンボの頭部です。写真が悪くてわかりにくいですが、黄紋は中央に1個あるのがわかるかと思います。
ヒメセスジアメンボ頭部2.jpg

2015年2月25日追記
ヒメセスジアメンボの交尾です。
交尾.jpg

ほかの雄が、交尾しようとしている雄の上に乗ろうとしているところです。当然、この個体はこの後あきらめてどこかに行ってしまいました。
番の上に雄が乗っている.jpg

2015年4月9日追記
本種の終齢(5齢)幼虫です。幼虫は体がやや淡い色合いをしています。
ヒメセスジアメンボ終齢幼虫.jpg

posted by 源五郎 at 10:58| Comment(2) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
少しだけ成長した子供達と水辺に行く機会が増え親子で時々水辺を楽しんでる者です。
父親としての知識が滞らぬよう、貴サイトを参考にさせて頂きます。
詳細にわたるレビュー、ワクワクします^^
Posted by iwa at 2013年06月30日 22:29
iwa様
こちらこそはじめまして。励みになるコメントありがとうございます!これからも、水辺に住むいろんな生き物を紹介していきたいと思っています。
iwa様のブログも拝見しました。とても美味しそうなカクテルですね。そして、カクテルの写真も大人な優雅さが感じられてとても美しいですね!
Posted by 源五郎 at 2013年06月30日 23:15
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