2013年07月16日

コンジンテナガエビの額角

国内では鹿児島県以南に分布するテナガエビの一種です。時々、本州でも採集され、千葉県や静岡県で記録があります。本種のゾエア幼生の期間は約3ヶ月と長いことから、黒潮に乗って本州までたどり着いた幼生の中で、偶然にも温排水等の影響で生き残れた個体が見つかるのでしょう。
額角は長くも短くもなくやや上向きで、歯は、上縁に7〜9(写真の個体は8)、下縁に2〜4(写真の個体は3)あります。
コンジンテナガエビの額角.jpg

河川下流域から上流域まで分布し、水田脇の小規模な水路や、海とのつながりがある池にも見られるなど、生息環境の選択性は広いと言えますが、特に淵や堰堤の下など、やや水深がある場所や、岸から植物が垂れ下がっているような場所では多くの個体が見られます。

本種は、テナガエビの仲間の中で国内最大種です。大型の雄は第二胸脚(ハサミ脚)がとても長いです。捕まえると、この長い脚で盛んに挟もうとしてきます(かなり痛いです)。
コンジンテナガエビ1.jpg
posted by 源五郎 at 10:06| Comment(2) | 甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カッコいいですね〜
じゃあ獲りに行きますかっと言っても鹿児島以南ですか・・・神奈川在住の僕にはちょっとすぐにはとは行かないですね^^;
記事を読んで我慢します。
Posted by iwa at 2013年07月18日 15:06
テナガエビ、美味しいですよね
Posted by 平井健介 at 2013年08月01日 17:28
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