2013年09月16日

スベスベテナガエビの額角

国内では種子島以南の南西諸島に分布するテナガエビの一種です。河川下流域の潮間帯上限辺りの、流れが緩やかで倒木や落ち葉が堆積しているような淵に生息します。流れの緩やかな場所に生息するため、脚はたいへん細いです。
本種の額角は長く上向きで、上縁の歯の数は9〜13(写真の個体は9)、下縁では4〜7(写真の個体は6)です。
スベスベテナガエビの額角1.jpg

ただし、額角の形態は個体差があるようで、下の写真の個体のようにあまり上向きでない場合もあります。ちなみにこの個体の上縁の歯は10、下縁は7です。
スベスベテナガエビの額角2.jpg

本種のハサミ脚は左右同長です。
スベスベテナガエビ♂.jpg

写真ではわざと開いて撮影していますが、閉じた際にはハサミ部分に隙間はできません。
スベスベテナガエビのハサミ脚.jpg

腹部の側面には、赤いスポットが並ぶことも本種の特徴の一つです。
スベスベテナガエビの腹部.jpg
posted by 源五郎 at 20:32| Comment(0) | 甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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