2011年10月06日

オクエゾクロマメゲンゴロウ

国内では北海道に分布する体長6.5oほどのマメゲンゴロウ属の1種です。
同属の他種と比較して、体色が真っ黒なこと(他種は鞘翅の色が淡いことが多い)、体型が筒型(他種は平べったい)ことなどで、外形からの判別も容易です。特に、パッと見た感じ前胸背の盛り上がりが特徴的です。
この個体はいただきもので、落ち葉の多い湿地で得られたとのことです。
ブログオクエゾクロマメゲンゴロウ.JPG

ところで、このブログではかなりの種のゲンゴロウを紹介してきたつもりですけど、国内で確認されている種のまだ半分くらいなんですね。大型種はまだ出していませんし、中・小型種で写真はあるもののまだ紹介していないものもありますけど、ざっと数えても、合わせて30種くらいしかありません。まだまだ見たことさえないゲンゴロウがいるんだなと痛感してます。
posted by 源五郎 at 10:35| Comment(2) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

トウホクナガケシゲンゴロウ

前回に続いてナガケシゲンゴロウ属の1種を紹介します。
このトウホクナガケシゲンゴロウは体長約4oで、その名の通り東北地方に分布しています。詳しくは分かりませんが、産地はあまり多くないと思います。
水質が良好で、やや薄暗い池の岸際でみられ、産地での個体数は多い印象を受けました。
他のナガケシゲンゴロウの仲間と比較しますと、体は丸っこくて黄色の模様がありますので、地味なグループの中では派手でかわいらしいです。
この黄色の模様、ちょっと前に紹介しましたマルチビゲンゴロウの模様とも似ています。別属なのに不思議ですね。
ブログトウホクナガケシゲンゴロウ.JPG
posted by 源五郎 at 01:56| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

オオナガケシゲンゴロウ

ナガケシゲンゴロウ属の中では国内最大種で、体長は4.5oほどです。
同定が難しい本属ですが、大きさから判断は容易です。
国内では北海道で確認されています。
ブログオオナガケシゲンゴロウ.JPG
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2011年09月28日

マルチビゲンゴロウ

体長2oほどの小型のゲンゴロウです。
本州・四国・九州に分布し、水質が良好で植物の多い浅瀬でみられますが、産地は極めて少ないように思います。私は全国で数ヶ所しか産地を知りません。
ブログマルチビゲンゴロウ.JPG
posted by 源五郎 at 17:03| Comment(2) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

カラフトマルガタゲンゴロウ

国内では北海道の北部にのみ分布する、体長12〜14oの中型のゲンゴロウです。
前回紹介しましたマルガタゲンゴロウと同じ属で、見た目もよく似ていますが、体型は本種のほうがやや長め(丸っこくない)で、前胸背の模様も異なります。また、おなかを見ると、本種は黄褐色ですが、マルガタゲンゴロウはほぼ黒色であることでも区別が可能です。
ブログカラフトマルガタゲンゴロウ.JPG
これはカラフトマルガタゲンゴロウの頭部です。
ブログカラフトマルガタゲンゴロウ2.jpg
そしてこれはマルガタゲンゴロウの頭部です。前胸背にある翅に近い黒色部の形が異なっているのが分かります。
ブログマルガタゲンゴロウ3.jpg
posted by 源五郎 at 10:08| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

マルガタゲンゴロウ

体長12〜14oの中型のゲンゴロウです。
国内では北海道から九州まで広く分布していますが、本種の生息環境は、水質が良好な山間部の水田や浅い池沼であり、近年このような環境が悪化・消失しているために、本種も近年は各地で減少、もしくは絶滅しています。このまま減少し続けると、あと10年も経てば、幻のような存在になってしまうかもしれません。
色や模様は地味ですが、名前の通り丸っこい形をしており、たいへんかわいらしいゲンゴロウです。
なお、北海道産は本州産と比べて形態的に違いがあるとされています。
この個体は本州産です。
ブログ本州産マルガタゲンゴロウ.JPG
この個体は北海道産です。より大形で丸みが強いとか。あと、翅の色も黒みが強いように思います。特に翅の会合部のあたりは黒く塗りつぶしたようになっています。
ブログ北海道産マルガタゲンゴロウ.jpg
posted by 源五郎 at 17:16| Comment(4) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

マルガタシマチビゲンゴロウ

体長3oほどの、丸っこい体型のゲンゴロウです。国内では、本州中部以北の標高の高い地域と、北海道に分布します。流水性の種で、底質が砂質の流れがゆるやかな場所に多いですが、流れの速い場所でも見られました。
ブログマルガタシマチビゲンゴロウ.jpg
posted by 源五郎 at 19:38| Comment(1) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

キタマダラチビゲンゴロウ

北海道に分布する体長3oほどのゲンゴロウです。ヨシが繁茂する池の岸際で得られました。
体は丸っこくて黄色の模様があり、なかなかかわいらしいです。
キタマダラチビゲンゴロウ属は、国内では本種のみが知られています。
ブログキタマダラチビゲンゴロウ.JPG
posted by 源五郎 at 12:03| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

キタノツブゲンゴロウ

国内では静岡県西部でのみ確認されているツブゲンゴロウ属の1種です。以前、標本の紹介はしましたが、今回生きた個体を得ることができましたので、生態写真を載せました。
はっきり言いまして、コウベツブゲンゴロウにそっくりですが、体長は若干小さい傾向があります。
本種はKamite et al(2005)によって国内初記録として報告されましたが、発見された池ではなぜか何年も確認できていません。現在は、浜松市に点在している使われなくなった養鰻場の限られた池で確認されているだけですが、近年、使われなくなった養鰻池は次々に埋め立てられていますから、国内では今後絶滅の恐れの高いゲンゴロウではないでしょうか。
ブログキタノツブゲンゴロウ.JPG
posted by 源五郎 at 19:15| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

ヒゲブトコツブゲンゴロウのオス

体長4o程度のコツブゲンゴロウの1種で、和名の通りオスの触角が途中で太くなるのが特徴です。新潟県〜福島県以北に分布しています。野外では触角の太さを確認することは(できないことではありませんけど)なかなか難しいです。コツブゲンゴロウよりも細身で、色がやや淡いことで、慣れれば区別が可能です。
ブログヒゲブトコツブゲンゴロウオス.JPG
posted by 源五郎 at 15:51| Comment(0) | ゲンゴロウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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