2015年07月19日

ツヤセスジアメンボ

国内では大東諸島と八重山諸島に分布するアメンボの一種です。
抽水植物間を好み、開放水面にはあまり出てきません。

これは雄の有翅型です。
ツヤセスジアメンボ有翅型雄.jpg

そしてこれは雄の無翅型です。
ツヤセスジアメンボ有無翅型雄.jpg

次にこれは雌の有翅型です。
ツヤセスジアメンボ有翅型雌.jpg

そしてこれは雌の無翅型です。
ツヤセスジアメンボ無翅型雌.jpg

交尾の様子です。
ツヤセスジアメンボの交尾.jpg

水草に産み付けられた本種の卵です。孵化が近く、発生が進んだ胚(孵化する前の幼虫)が透けて見えます。
不可直前の卵.jpg

1齢幼虫です。卵に脚と触覚がくっついたような格好をしてます。
1齢.jpg

2齢幼虫です。
2齢.jpg

3齢幼虫です(2015年8月26日追記)
ツヤセスジアメンボ3齢幼虫.jpg

4齢幼虫です(2015年8月26日追記)
ツヤセスジアメンボ4齢幼虫.jpg

最後にこれは終齢幼虫です。(2015年8月26日写真差し替え)
ツヤセスジアメンボ幼虫2.jpg
posted by 源五郎 at 08:03| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月03日

イトアメンボ

体長11〜14mmであり、イトアメンボの仲間の中では大型の種です。
国内では、本州、四国、九州と奄美大島までの南西諸島に分布しており、かつては普通種とされていましたが、現在も生息が確認されている場所は極めて限られています。
その理由として、過去には、近似種ヒメイトアメンボ(こちらは現在も普通種)をイトアメンボと間違えて報告されていたことが考えられます。また、古い時代の標本の中にイトアメンボが残されていた事例もあることから、近年になって本種の生息場所が減少していることも間違いないでしょう(しかし、減少要因は明らかではありません)。

ところで本種を含むイトアメンボの仲間は、じっとしている時には脚を曲げたり伸ばしたりと腕立て伏せみたいな仕草をします。あれはどのような意味があるのでしょうか?

これはイトアメンボの雄です。
イトアメンボ雄.jpg

そしてこれが雌です。
イトアメンボ雌.jpg
posted by 源五郎 at 00:50| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

アマミアメンボ

南西諸島に分布するアメンボ(ナミアメンボ)の亜種です。
個体数も多く、開放的な水域で普通にみられます。
アメンボとは腹部の形状や触覚の節の長さの比などで区別されます。そのような写真が撮れましたらまた紹介したいと思います。

これは長翅型の個体です。
石垣島産アマミアメンボ長翅型.jpg

そしてこれは微翅型の個体です。
石垣島産アマミアメンボ微翅型.jpg

posted by 源五郎 at 00:54| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

タイワンマツモムシ

国内では沖縄島以南に分布するマツモムシの仲間です。
開けた場所よりも、木々に囲まれた薄暗い場所を好むようです。山間部の、流れがほとんどない沢のたまりなどでよく見られます。
生時の体色はシルバーメタリックでカッコイイです。
タイワンマツモムシ♀2.jpg

卵は、水草などに1個ずつ産み付けられます。
タイワンマツモムシ卵.jpg

これは終齢幼虫です。
本州などに分布するマツモムシと同様、幼虫は薄緑色をしています。
タイワンマツモムシ終齢幼虫.jpg

posted by 源五郎 at 23:43| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月21日

Hydrometra gracilenta

国内では青森県でのみ確認されているイトアメンボの仲間です。和名はまだありません。
体長は約6〜8oで、ヒメイトアメンボよりも小さく体型も寸づまりな印象を受けます。

これはオスです。
イトアメンボ属の一種♂.jpg

そしてこれはメスです。
イトアメンボ属の一種♀1.jpg

本種の採集に際して、貴重な情報を下さったUさんとMさんに御礼申し上げます。
posted by 源五郎 at 00:04| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月24日

ケチビミズムシ

国内では南西諸島に分布するチビミズムシの仲間で、日当たりの良い池沼に生息しています。体長は3oほどで、他のチビミズムシの仲間と比べると少し大きく感じます。
ケチビミズムシ3.jpg

写真では分かりにくいですが、その名の通り、翅には白色の毛が散在しているのが特徴です。
ケチビミズムシ2翅アップ.jpg
posted by 源五郎 at 01:35| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

ケシミズカメムシ

体長2oほどの水生半翅で、国内では本州以南に広く分布します。主に止水域の湿った岸際でみられます。
ケシミズカメムシ3.jpg
posted by 源五郎 at 17:12| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月16日

キタヒメアメンボ

国内では北海道と東北地方に分布するアメンボです。体長は9〜12oで、最普通種であるヒメアメンボに似ていますが、ヒメアメンボの触覚は主に茶色であるのに対し、キタヒメアメンボでは黒いこと(ただし、下の写真では触覚が光を反射して白っぽく見えている)で区別できます。またヒメアメンボは長翅型のみであるのに対し、キタヒメアメンボでは写真の個体のように短翅型も現れることでも区別できます。

本種は寒冷地を好むようで、平野部を好むヒメアメンボとは生息環境も異なるようです。
キタヒメアメンボ2.jpg
posted by 源五郎 at 01:02| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月27日

マツモムシ

国内では北海道から九州まで広く分布する水生半翅の一種です。止水域に生息する普通種で、時には防火用貯水池や公園の池などにも見られます。
体長は12〜14oほどです。黒い体に、黄色い模様が特徴です。
これはオスの個体です。
マツモムシ3.jpg

そしてこれは本種の終齢(5齢)幼虫です。緑がかった乳白色がきれいです。
マツモムシ5齢幼虫.jpg

幼虫・成虫ともに、背面を下にして水面でじっとしていることが多く、主に水面に落ちたほかの昆虫などを襲って食べます。

繁殖期は初夏です。これは交尾の様子です。
マツモムシの交尾.jpg

卵は水草などの表面に産み付けられます。
マツモムシ卵.jpg
posted by 源五郎 at 05:45| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

ハナダカコマツモムシ

国内では南西諸島に分布するコマツモムシの仲間です。体長は6〜8oです。
オスは和名の通り頭部の先端が突出しており、よく見れば肉眼でも他種と区別できます。
現地では、コマツモムシの仲間の中では、割と普通にみられる種です。
写真は、本種のオスです。
ハナダカコマツモムシ.jpg

そしてこれは前から撮影した写真です。
ハナダカコマツモムシ3.jpg

同じ場所で、頭部の先端が突出していない個体が得られておりますのでそれがメスかなと思っていますが、コマツモムシの仲間は限られた種を除いてパッと見では種の判別が難しいので、詳しく同定してからまた紹介したいと思います。

posted by 源五郎 at 12:31| Comment(0) | 水生半翅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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